生地は手触りと軽さがポイント!
女子の標準服は生地の混率はどのブランドもほぼ同じウール50%・ポリエステル50%ですが、
織り方がそれぞれで、厚さ(重さ)、触り心地が違います。
●袖丈
最近の子は腕が長い方が多い。少し長めに設計されたタイプもある。
●セーラー衿
メーカー、ブランドによってサイズは大小様々。
小さい衿の方がすっきりした印象になり、大きすぎるとやぼったく見え、小さすぎると胴長に見えます。
また、前衿の印象も違い、女の子らしいカーヴィーなラインやキリッとしたストレートラインなど様々。
●内ポケット
セーラーの内側に裏地生地のちょっとしたポケット。
カイロを入れたりブルーデーに便利。
●ファスナー
セーラー服には2種類あり、横ファスナータイプと前ファスナータイプがあります。
決められている学校と選べる学校とあります。お店や学校に尋ねてみましょう。
●ファスナーチャーム

ファスナーの持ち手がチャームになったタイプ。隠れたさりげないおしゃれも女の子ならでは。
●プリーツ加工
洗濯をしたり、着用する間にだんだんプリーツが広がる事があったのは昭和の話。
布団の下に敷いて寝押し!なんてことは必要ありません。
プリーツスカートには広がらない加工が施されています。今では標準機能ですので安心してお洗濯できます。
●立体パターン
体に沿った立体的なパターンは、見た目が違います。
入学時は少し大きめですが、同じサイズの物でも、着シワや余りが気になりません。
●プリンセスラインダーツ
すごく大袈裟な響きですが、これがとっても重要。
お洋服ブランドのOLIVE des OLIVEとトンボが共同開発した、すっきり着痩せして見えて、
ゆったりきられる、かなり嬉しいダーツです。
●ダーツ
胸の下あたりの生地をつまみ縫う事で、体に沿うよう、シワを解消し、少し立体感を出すことができる。
●パイピング

後ろ首元にパイピングを施したもの。
おしゃれなアクセントだけでなく、補強の役目をします。
(図のピンク部分)
●バックル
ベルトのバックルはそれぞれに違います。
通常は四角のものだが、丸だったり、ブランドロゴが刻印されていたりする。
●ウォッシャブル
自宅の洗濯機で洗える加工。
汚れたらすぐにおうち洗濯できる一番重視したい機能。
3年間のクリーニング代もばかになりません。
※洗濯の際は商品の表示を確かめましょう。
●撥水

雨水や飲み物をこぼした時も水をはじき、染み込まず汚れにくい加工。
とっさの水汚れもパッと払えます。
●撥油
食べこぼし汚れもはじいて、染み込みにくいのですぐにふき取れてお手入れラクラク。
●抗菌

汚れや汗などに含まれる、雑菌の繁殖を防ぐ機能。雑菌は臭いの元になります。
●防臭・消臭
銀イオンや備長炭などを使用した消臭機能。
汗や体臭は男子の悩みの種。こんなちょとした機能もポイントです。

セーラーの上衣は3年間着用しても、多くの子は補正の必要はないもの。
ですが、できると安心な部分です。
●肩幅丈出し
セーラーの襟をめくってみると、肩の部分に余分布をつまんで縫ったものがある。
ここを下ろすことで、肩幅が広がり、袖丈も長くなる。
●袖丈だし
伸ばせる様余分を縫い込んだものも。
袖のカフス部分が少し伸ばせる補正。

ほとんどの中学校でスカート丈はひざが隠れなければいけません。
(購入時はもっと長めの指導)
身長が伸びて短くなった場合は、ジャンバースカートの内側に
余分の布が入っているので、補正するこができる。
●ウエストからプリーツ丈だし
商品にもよるが、プリーツ部分がウエストに7cm程度入っている。
その部分を下す事で丈を長くできる。縫いしろが2cm程度必要。
●裾からプリーツ丈だし
プリーツ裾にも少し折り返しがある。
2〜3cm出せるが、折っている為、業務用のアイロンをかけても
折れ線が消えないので見栄えが悪くなる。
ウエストから出す方がよい。
●ベスト丈だし
プリーツより上の部分をベストと言う。
この部分を延ばしたい場合は、ベストの余分生地を出すか、あれば肩の折り曲げを伸ばす事で解消できる。
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